Hurly-Burly3 【完】
あたしが悪かったよ。
この無表情あたしだってどうにかしたいさ。
それは認めますからジロジロ見ないで。
体に穴が開きそうなんですが!!
レーザー光線恐るべしだよね。
「ちょ、ちょちょちょっと」
「あ?」
「な、何をする!」
ちぃー君、強引過ぎるんですけど!!
いきなり手首掴まれたかと思ったら、
腕を捲り上げられた。
「お前、細ぇな。」
いや、そんなこと言ってる場合か!
腕の露出が半端ない。
二の腕まで見えちゃう気がする。
「ぎゃあっ、二の腕は筋トレ中なの!」
力こぶはまだ上手く作れないんですよ。
ダディのようになりたいものだわ。
「これ、治んのか?」
ちぃー君の言葉に首を傾げる。
「不治の病だとお思いか?」
ただの蕁麻疹です。
お薬塗れば完治します。
「ヒヨリン、痛そう。」
ナル君が涙目であたしの腕を見つめる。
いや、あたし本人が平気だって言ってるよね。
「痛くないから大丈夫だって言ってるのに・・
そうか、見るから痛そうに見えるんだ!
み、み、見るな!!」
「今さらかよ。」
だ、だって、ちぃー君があんなに強引だと思わなかった。
慶詩、分かって!
「治んのか?」
ちぃー君、さっきから・・・ずっとそれを。
「治るよ、ちゃんと薬塗っておけば大丈夫だろう!
あと、冷やせばいいんだっけか。」
「氷買ってこい。」
いや、不良メンバーズ行かなくていいよ!!
戻っておいでよ。
ちぃー君、訳が分からんのですが。
余計なこと言わなきゃ良かった。