Hurly-Burly3 【完】
***
買い物袋をドサっとブルーシートの上に置く。
「お前、その量どうした。」
「お腹空いたから買ってきたんだよ!
そうだ、たこ焼き冷めちゃったかな?
家庭科室のレンジ借りてくる?」
「いいわよ、そんな手間しなくて買ってきて
あげただけで十分でしょ。」
サユ、ベンチに脚を組んで座った。
「えっと、そんな冷めてないよ。
お箸はちゃんと人数分もらってきたんだけどね。
あ、ちぃ君とナル君には甘いもの買ってきたよ。
あとね、甘栗も美味しそうだったから買って来た。」
飲み物を手渡しで配る。
「でっ、さっきの何だったんだ?」
「ん、ユウヤ何?」
「さっき追われてただろ?」
「あ、あれね。いや、あたしもよく分からんのだ。
ユウヤ甘栗食べる?食べるよね!食べるともって言うんだ!」
甘栗をつるんと剥いてティッシュの上に積み始めた。
「食べろってこと?」
「うん、食べろ!食べるんだ!食べなきゃ地球が破滅する!」
「大規模だなおいっ」
ユウヤが甘栗に手を伸ばす寸前でさっと何かが
甘栗を全部引っ手繰られた。
「えっ、ちぃ君甘栗も好きなの?
ハッ、そうか!気付かなかった。甘栗っていうもんね。」
ちぃ君、甘いもの好きすぎだ。
甘いものがなくなったらちぃ君死んじゃうのでは!?
「でもね、サユの分も少し残してね。
あとは全部あげるから!」
あたしは甘栗食べなくてもいいや。
「ヒヨリンはいいの?」
ナル君がいつの間にか近くに来てた。
「うん、あたしケンテッキー買ってきたんだ。」
フライドチキンですよ。
ポテトも付いたファミリーパックですよ!