Hurly-Burly3 【完】
兄ちゃんにはもう何もかもが常識を遥かに越している。
「いいですから早く行くのです。
藤永さんにご迷惑お掛けしてしまいます。」
兄ちゃんを早く玄関から追い出した。
藤永さんは本当にダイハツテリオスのカッコイイ
車で家の門前で煙草を咥えて待っていた。
青のテリオスはイケメンだった。
藤永さんは8時半にやってきた。
9時から始業時間で30分は車で掛かる
からつまりギリギリなはずだ。
「よろしくお願いします。」
藤永さんは兄ちゃんと一体どういう関係なのか
さっぱり分からないが兄ちゃんの上司に当たる
人なわけであまり兄ちゃんが迷惑掛けなきゃいい
けどと思った。
兄ちゃんが仕事に向かった後は何となく落ち着いて
ソファーに倒れ込んで眠った。
4時起きということもあってすぐに眠りについた。
ジョセフィーヌも一緒になって眠った。
目を覚めると10時で掃除をしてから兄ちゃんの
弁当を作ることにした。
それにしても、自分の弁当はよく作って行く
けど人にお弁当を作る日がまた来るとは・・・・
今日の帰りは書店に寄って料理本を何冊か
買うべきね。
今はキャラクター弁当が流行りだとどこかで
見たような気がするわ。
お仕事を頑張る兄ちゃんのためにも美味しそうな
お弁当作りを目指さねばね。
今日はタコさんウィンナーとオムライスで我慢
をするのです!!
確か、兄ちゃんはオムライスが好物だったはず。
ケチャップでジョセフィーヌの絵を描いて見た。
※予想外に上手くいって喜んでいる。
我ながらの力作です。
これなら兄ちゃんも仕事を頑張ってくれるはずだ。
ふふふっ
オムライスを見てニタッと笑う。
※ジョセフィーヌは日和の不気味な笑みを笑顔
だと理解しています。