Hurly-Burly3 【完】
眩暈がしてふらっとするあたしの体が空中に
浮いたのはその後すぐだった。
「寝てなさい。」
村田ティーチャーが恐ろしいので頷いて
ベットに体を沈めた。
「ひーちゃん、今日は朝から災難続き
なんだってね?山壁に吹き飛ばされるとか
可哀想にね・・・ブッ」
最後噴出した村田ティーチャーを脳内で
撲殺することに成功した。
「人生なんて谷だけさ・・・BY2012」
あたしのハートは氷点下300℃を通り過ぎた
白銀の世界にグッバイした。
「そう落ち込むなって。」
でも、さすがのあたしも朝からちまちまと
不幸が続けば人生にやる気をなくす。
「ひーちゃんの周りにダークホールが広がってる
ように見えるのは幻覚か!?」
「いいえ、現実よ・・・・」
こうなったら授業をボイコットして不貞寝よ。
山壁先生はすごい勢いで保健室にあたしを
運んでくれたらしい。
本気で死ぬかと思ったらしく授業を20分を
放棄して村田氏に詰め寄ったとのことだ。
「頭も掠っただけで大したことないみたいだけどな、
一応もう少し休んでいった方がいいだろ。」
「精神的ダメージが大きくて今晩の日記は
ダークネスになりそうだわ・・・・」
村田ティーチャーはとりあえず6時間目
だけでも出ればと言うからそれまでの間
ダークな思考は続いた。
あたしはこのまま不幸な人生を送ることに
なるんだとか、今日が終る頃には精神不安定
者になっているかもしれないわと。
「そんなに落ち込んでるなら放課後空けとけ。
秋から来た美人心理カウンセラーに相談してみろ。」
あたしのブツブツいうダークネスに村田ティーチャー
がもうやめろとか言う。
どうせなら、村田ティーチャーまでダークネスの
世界へいらっしゃい。