生徒会長の裏の顔
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「萩原!ノート集めてくれ」
「わかりました」
5限の後、先生は言った。
笑顔で答えた生徒会長。
よくやるよな…。
私は会長を見てため息をついた。
先生からも絶大な信頼を得ている彼だ。
「夏村、ノートある?」
突然、笑顔の会長が目の前に現れる。
私は無言で手渡す。
ちなみに、彼が私を名字で呼び捨てなのは、私が副会長だから。
他の女子は名字でさん付け。
奴の下で働くなんて…。
と日々後悔する私だ。