生徒会長の裏の顔


「じゃあ決定な」


「…よろしくお願いします」


私は軽く頭を下げた。


「じゃあまた明日」


沢中君が手を降ったので振り返し、私は教室を出た。


***
本当にいいのかな…?


私はため息をついて、生徒会室の扉を開く。


「遅かったな」


あれ?本性…。


思わず会長を見る。


頬杖をついて、気だるそうにしている。


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