ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
だって、小さい頃からよく知ってるハズのあたしでも。


カフェや遊園地で、こっちパターンのかずくんを知ってるあたしでも。


学校で会ったら……知らない人認定しちゃいそうなんだもん。


そんなことを考え、マジマジとかずくんの顔を見つめていると……。


「一輝。
なんだよ、返事って」


不機嫌さ最高潮!!
煌の……ドス黒く……鋭い声が聞こえた。


それに対して……。
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