君のとなりで恋愛中



脳内で自問自答を繰り返し、適当に相沢さんに話を合わせ、そんな時間に飽きてきた頃、棗クンから帰還せよと電話がきた。



ナイス棗クン!



「そんなわけで、俺は帰ります。相沢さんはどうしますか?」

「一人なんて虚しいじゃん、あたしも帰る」



外に出ると、棗クンが迎えにきてた。




さすがに一人で帰らすわけにもいかないから、家まで送っていった。



「またね翔真くん♪」

「また、撮影の時に」



疲れた…。



もう、二度とこの人とは行きたくない。



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