君のとなりで恋愛中



撮影が中止とわかったのか、人だかりもだんだん薄れていった。



「そろそろ帰る?薄暗くなってきたしさ」

「うん」

「じゃぁ…て、あぁぁ!!」

「ど、どしたの諒花」

「生理用品買うの忘れた…ちょっと走って買ってくるから待ってて」

「えぇ!?しょうがないな…わかったよ」



それ、服とかよりも必要なものじゃん…。



仕方ないから、あたしは近くのベンチに座って待ってよ。



夏が近いから、だんだん日が沈むのが遅くなってきたなー。



あたし的には練習時間を延ばすことができるからありがたいけど、暑いのは嫌だなぁ。



そんなことを考えてボーっとしてたから…。



あたしは後ろから近づく人に気がつかなかった。



< 34 / 129 >

この作品をシェア

pagetop