君のとなりで恋愛中
「…あんたが今回の騒ぎの本人で、熱狂的な翔真ファンじゃないこともわかった。で、あんたは翔真に何の用があるわけ?」
「どうしても、その時のお礼と謝罪が言いたくて…」
「ふーん…、しっかし、あの翔真が知りもしない女を助けるとはね。しかもリスクを犯してまで」
「あ、昨日が初対面じゃないんです。あたしがバスケの練習してたとこに嫌がらっ…アドバイスしてくれたのがきっかけで…」
「バスケ…?あー!あんたがバスケ馬鹿か!そうか、助けたってあんたのことか…」
バスケ馬鹿…?
え、なにそれ!?
その人はさっきまでの難しい顔とうって変わって、必死に笑いを堪えている。
「なるほどねー、そっか、あんたが…」
「あの、バスケ馬鹿って…」
「あー、気にしないで。それより、翔真の居場所だっけ?」
「は、はい!」
「立場上、どことは言えないけど、あいつは学校内にいるよ。俺もさっきまで一緒にいたし」
「本当ですか!?」
仕事じゃなかった!!