二度目のワカレ
「ゆーうっ!」
「うっわ!ビビったー!」
「えへへ、でしょ?ビビったでしょ?チビったでしょー!」
「おいこら、女の子がそんな事言うんじゃないー」
コツン、とオデコを突かれた。
少し痛いが、それすらも愛おしく感じてしまう私は重症かも。
「それにー、いきなり飛びついてくるなっていつも言ってるだろ?」
「飛びつくんじゃなくて、抱きついたんですー」
「同じようなもんじゃん」
「違うもんっ!」
困ったように笑った悠は、私の頭をくしゃっと撫でた。
悠の、この仕草が好き。
温かくて、大きなこの手が大好き。
「はいはい、じゃあ行きますか」
「うんっ!行っちゃいますかー!」
「無駄に元気だなー」
「悠といれば自然とこうなるのです」
「はしゃぎすぎて、怪我とかするなよ?」
「もう子供じゃありましえーん」
何故か無駄に心配性で
私の事をいつも子ども扱いする。
神埼悠(かんざき/ゆう)
私の大好きで大切な彼氏。