Helloween Night【短】
「あっ、おかえりー!」


「ただいまー……って、何でエンジェル?」


「ハロウィンの仮装しようと思ったんやけど、海斗がどうしてもこれがイイって言うから、急遽路線変更してみた」


ピンクの着ぐるみパジャマを着たあたしを見て、颯斗が苦笑した。


「みてみてー!かいと、スクランプやねん!」


「うん、可愛いな」


「はい、これ颯斗の」


「え゙っ!?俺も!?」


ニッコリと笑って手渡したブルーの着ぐるみパジャマを見て、颯斗が顔を引き攣らせたけど…


「うん!エンジェルとスクランプだけやったら、あかんねん!しゅやくはスティッチやもん!」


海斗にニコニコ笑顔を向けられ、彼は渋々着替えるハメになってしまった。


「かいと、スティッチもエンジェルもスクランプもすきー!」





この後、颯斗はスクランプが眠ってから朱莉を食べる事を、密かに計画していたのだった――。





             END.


< 13 / 36 >

この作品をシェア

pagetop