愛しの黒ライオン
ザワザワ自販機の下で私の指に触れても意味ないかもドキドキした分ちょっとだけ残念かな。
「獅子さん...見つかったんだったら早くタバコを買って帰りましょう」
沙耶さんの声が聞こえてくる。私と獅子さんの指がくっ付いてるのにきずかないの?
そう思うと、ちょっとだけ胸辺りがこそばゆかった。
「あ、ありがとうございます」
獅子さんは、何も無かったように指を離し私の手の平に100円玉を乗せ立ち上がると