愛しの黒ライオン
ドキドキして堪らないよ。もうこんな傍にいないで。このままじゃ心臓の音が獅子さんに聞こえちゃう。
「獅子...いつも妹の世話すまないな...」
「大した事無い、最近は店に顔も出すし、その分、俺が動かなくても済んでるからな」
妹?店に顔を出す、ダレの事?
そんな時だった虎次郎さんのお店のドアがチリンチリンと鳴り
誰かが入ってくると獅子さんも虎次郎さんも、ついでに私もドアを見つめた。
・・・あ。