白い病室と、彼。
「結ー衣☆寂しかった?
約束通り、蓮連れてきた。
蓮はいれよ!!」

ゆきわ、すごく嬉しそうに言った。

『寂しかった。ゆきギュして?』

「ん。仕方ないな~。結衣可愛すぎ!
たまに甘えて来るからな~。」

『ばっ!うるさいなっ///
ゆきいい匂い。』

「あー、これ俺の香水じゃねーんだ。
蓮の。」

『そ、そうなんだ。蓮くん久しぶり。』

蓮くんの存在半分忘れてた(笑)

「ん。結衣大きくなった。
由季斗にべったりなのも、変わらずだな」

と、八重歯を少しみせた笑顔わ、
とてもかっこよくてみとれてしまった。
そして、頭を撫でられた。

『ゆき。蓮くんわ、大丈夫かも』

「そか。ならよかった。
結衣わ、蓮と幸せになるのか~。
お兄ちゃん寂しい」

と、泣く真似をしていた。

チクっ

胸が痛かった。
ゆきわあたしのこと妹として
思ってるのかな。

< 5 / 12 >

この作品をシェア

pagetop