【完】狼ご主人様と子羊ちゃん
意味深な言葉を呟いた辻宮は、ニタリ、
と悪魔のように笑うと、
私の手をぎゅっと握った。
「狙うはキングだからな!
――――――ヘマすんなよ!」
「え、ちょっ……何が!?」
――――――そんな一抹の疑問の解消を
されないまま連れてこられたのは、
グラウンドの中央にある特設ステージ。
そこには、受付、とかかれたテーブルが
置いてあり、そこで女の子がにこやかに
微笑みながら座っていた。
え、なにここ。