《続編》ボクは誰?
声に出さずに、

いや、

声をわざと殺して泣いていた。

おそらく、

一階にいるお父さんに、

聞かれないように。

知られないように。


「お母さん。」


ボクは、

『ごめんなさい。』が、

なぜか口から出てこなかった。





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