IMITATION LOVE





私は口の上に置かれた指をそっとどかした。




「…大河内さん、お酒飲まれました?」


「まさか。
飲んでないよ。」





そう言って楽しそうに笑うもんだから、私は余計にどうしたらいいのか分からなくなる。





「だって…普通、こういう結婚って”お互い干渉しない”が原則のようなものなんじゃ…」


「まあ確かに、そうだね。」






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