モルフェウスの誘惑 ※SS追加しました。
ブランコから立ち上がると
岡崎は
結局、自分には
刑事の道しかないのだなと

思った

一生をかけて
刑事をしていくのだと……






岡崎は呟いた

「結構、子供好きなんだよなぁ」






もし、ほのかに
また会うことがあれば

貯まりに貯まった有給を使って
子連れで遊園地なんか行くのも
悪くないなと

ほんの少し
落ちていく夕日を見ながら
岡崎は考えたのだった










『刑事、岡崎のとある一日』








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