モルフェウスの誘惑 ※SS追加しました。






ねぇ…何で、いつも眠ってばかりいるの?


私の隣で裸で横たわる彼に声をかける


待っているんだ


と、彼


どういう事?


君がこうして僕を起こしてくれるのを…


と言いながら、まだ熱が冷めきらない私の体を抱きよせ


私の首筋から背中にかけて、ゆっくりと舌を這わせていく彼


あっ…


ふふっ、相変わらず弱いね?背中…


彼の熱い吐息が耳にかかり、私の体温は一気に上がる


ダメ……さっきもシタじゃない……


出てくる言葉とは正反対に、私の体は嫌らしく反応する


ぃやっ…


後ろから回された彼の指先が自由に私の体を滑っていく…


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