秘密な男女
俺がフラフラ歩いていると女が寄ってきた




ウゼェ……




「ねぇ…元気ないよ、どうしたの?私の体…貸そうか?」




女はそう言うと胸を俺の腕に押し付けてくる



厚化粧女め……





「…どうでもいいよ」




「え、ホント?」




女の声音が変わる



…喜んでんじゃねぇよ








俺は女と激しいキスをしている最中…葵のことを考えていた




頭の中から離れなかった





そんな矢先に葵が来るなんて思わなかったけど…





まぁ…諦める為には良かったことなんだ






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