秘密な男女
私はすぐに会長と離れる




「ははっ。珍しく動揺してる」



はっ…そうだった



……落ち着け




「い…いえ、会長はどうしてこちらに?生徒会室にいたのでは…」




会長は静かに微笑むと彼女逹に視線を戻した




「……ねぇ」




ビクッと彼女逹は震え上がる



それもそのはず





私も驚くほどの低い声だった




「…服はしっかり着ること。それぐらい…分かるよね?」




周りにいた生徒は慌てて服装を整えだす





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