秘密な男女
「ふ~ん…ねぇ葵…眼鏡取っていい?」




「ダメです!!」







あ…強く言い過ぎてしまったかな?




部屋が静寂に包まれる






「あ…あの……」




「あっそ、別にどうでもいいけどね」





案の定立花くんはベッドを降り、部屋を出ていってしまった





「…………。」





怒ってました?



ダメと言っただけなんですけど









…何故私はこんなことを気にしているのだろう




私は胸のモヤモヤ感を心の奥底へと追いやった






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