秘密な男女
「よっス。遅くまで残ってるんだな」



彼は笑いながら立ち上がる





立花 康

私と同じく1年生で同じクラス


茶髪がかった髪に良い感じに崩している服装

顔がよく気さくで優しいと評判の彼は

クラスの中でもムードメーカーで

男女共に人気がある






でも、一体何故彼がここにー…?




「な…何してるの!?もう時間も遅いし早く帰りなさい!!」




「何してるのって…ひどいなー。委員長待ってたって言ったらどうする…?」




彼は私の耳元で呟く





「な……!!///」




私は彼から離れる




ち…近い!!





「そういう冗談を私に言わないで下さい」




ふっと不意に彼は笑った





「な…何ですか?」





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