最強男子!?
あたしが幸せそうな美莉たちを見ていると隣で吉池先輩が言ってきた。
「何で吉池先輩にそんなことを言われなきゃなんないんですか!」と言い返してやった。
「俺だってしらねぇ〜のに」
と先輩が小さな声で呟いた。
「何か言いましたか?」
あたしは先輩が何て言ったのか、わからず聞いてみた。
そしたら、
「なんでもねぇーよ」
と言われた。

あたしはこの時、まだ知りもしなかった。
まさか、先輩があたしを好きだなんて…
< 24 / 26 >

この作品をシェア

pagetop