おもいでナミダ

そして夏祭リ当日…

待ち合わせは6時ο
あたしは完璧に用意して
30分早く待ち合わせ場所についたο


「・・・・はぁ・・・ο」

な、なんか緊張するよぅ///
今までデートとかちゃんと
したことなかったからな…

「弥紗ーっ!!
ごめん、まったー?
浴衣だと走れなくて」

わぁ…
将…浴衣…か、かっこいいっ///

「弥紗??どーした??」

「あ、やっ…なんでもないっ…///」

慌てすぎだよあたしっ…

「弥紗、いこ?」
「うんっ」

この時はすごく充実してて
すごく幸せだったんだ…ο」


"ドォーンッ"

「わぁぁ…」

赤と青の綺麗な花火が夜空にひろがるο

「きれーだねえっ…///」

「・・・・・」

「将…?」

あれ?
無視??なんで???

「ねえっしょーって…」

…えっ…

ちょっ…顔ちかっ…

緊張してむりっむりむりっ…!!!

「むごっ…」

あっ…くちっ…
将のくち塞いじゃった!!!

「ごっ…ごめっ…」

「・・・・」

「―――っ」


もおっ…むりっ・・・

"たたたたたっ・・・"

「はぁっはぁっはぁっ…」


どうしよ…

将が急にあんなっ…あんなっ…

でも・・・そお…だよね…

もう付き合って1ヶ月だよ?
なんにもない方がおかしいよね・・

あたしは、なんてことをしたんだろう…
あんなに幸せをもらったのにっ
突き放して…

将っ…ごめんっ
ごめんねっ…



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