日々

空良
「え〜!!なんだよ、それ!
…だいたい『手を握る』みたいな
ドラマだけじゃ物足りない」


雅紀
「ドラマがあってこそだ!!
シナリオ・脚本・物語、最重要!」


空良
「いやいやいやいや…、
雅紀は分かってねぇな、うん」


雅紀
「知るかよ!物語があってナンボだろ!!
切なくて優しいのが恋なんだろ!?」


空良
「乙女か!あ、でも雅紀には
このままでいて欲しい気もする…」


雅紀
「乙女じゃねぇよ!!
俺はそう聞いたんだ!友達から!!」


空良
「…雅紀の下着は、白だな。
……白、だよな?それ以外は断じて許せん」


雅紀
「今してるのは恋の話だろ!?
なんで、そんな話に変わってんの!?
しかもお前に決められる筋合いはない!」


空良
「無理。やっぱり、
さっきの話は無しの方向で…。
雅紀、雅紀は純粋で居て!」


雅紀
「俺は純粋じゃない!!もう大人だ!!
心は汚れてるんだ!!」


空良
「かっわいいな〜。
雅紀にメイド服着て欲しいんだけど。
お前はどう思う?俺、
ガーターは外せないと思うんだ」


雅紀
「恋の話はどこ行った!?
…着ないからな、俺。
だいたいガーターってなn――」


空良
「ニーハイはどっちだろ…。
白か黒か…、雅紀は白だな。
でも白のニーハイを、
中々見つけられなくて…。
結構俺、雅紀の探してんだけど…」


雅紀
「OK、把握した。お前はとことん、
俺から痛めつけられたいのか」


空良
「え!?何それ、俺がしたi―――」


雅紀
「達者でな」ニッコリ




雅紀の都合により強制終了です..


*END*
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