隣の席の俺様ヤンキー【完】
予想通り、莉奈と一緒にいたのは宮崎だった。
絡まり合う莉奈と宮崎の小指。
俺は制服のポケットに押し込んでいる拳をギュッと痛いくらいに握りしめた。
「お前ら何の約束してたんだよ?あぁ?」
俺がすごむと、莉奈は慌てて宮崎から手を離した。
「魁一、違うの……――。これは……」
「お前、本当は俺と別れてこいつと付き合いたいんじゃねぇの?」
「違うよ!!」
俺がそう尋ねると、莉奈は首をぶんぶんと振って否定した。