ガラスダマ
「やっぱり南さんが好きなの?」
…多分、あの紙には告白的なものが書かれていたんだろう。
目を潤ます女の子に珠は困ったように頭を掻く。
「瑠衣ちゃんの事は大好きだよ。でも…」
言葉に詰まってしまった。
この告白ムードに気づいたクラスメイト達は、みんな息をひそめて珠たちに注目している。
必死な女の子はその視線を気にする余裕もないみたい。
珠はあたしの目をジッと見つめて、何かを考えてる。
まさか血が繋がっている事を言うわけじゃないよね…