ガラスダマ


見た目は臆病そうなのに、それを裏切る気の強さ。

女だからとか関係ない。

鋭い目つきを向けられて少したじろむ。


「変なやつ!」


「あんたもね」


何か言えば言い返してくる。


真っ直ぐあたしに向けていた視線をまた高橋は下に向けた。

結局また自分の席に戻り、チャイムが鳴るまで我慢する方がマシだった。


それでも密かに高橋を見ていると、何人かふざけて話しかける人達がいた。


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