ガラスダマ
何を勘違いしているのか。
弁解するのも何だかややこしくなりそうで、あたしも頭を掻いた。
「なら…もう一回考えてくれないかな?あたし頑張るから」
よっぽど珠が好きなのか諦めきれないよう。
「ごめんね、俺多分…瑠衣ちゃん以上に好きって想える子じゃなきゃ付き合えないかも!」
明るく言う珠と、悲しそうな女の子。
注目されていたことに気づき、顔を真っ赤にして教室を飛び出していった。
見た目よりもずっと勇気のある子だった。
「あんたもうちょっと考えて答えなさいよ」