ガラスダマ


そうしてきっとまた一人。


あたしは本当に必要?





「ただあんたの重荷になるだけ」


だってあたしは、産まれたときから荷物なんだから。




部屋を出て行こうとするあたしの背中に、高橋が最後に叫んだ。



「絶対俺が必要だって言わせてやる」


と。

よく考えると笑ってしまう。


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