ガラスダマ


「…どういうこと?」


やっぱり何も知らない。

おばさんは俯き何から話せばいいのかと言葉を探している。




「お父さんと俺は全然血が繋がってないの?」


「…お父さんとは、あなたが産まれてから知り合ったの。でも血は繋がっていなくてもお父さんはお父さんよ」


「何で今まで黙ってたの…」


いつもニコニコな珠から、笑顔が消えた。


< 84 / 189 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop