感想ノート

  • この作品も大変短いです。
    僕は星新一さんのショートショートをちゃんと読んだことがないので、本格的なショートショートというものを知りません。僕のような作品はただの短い駄文に過ぎないのかもしれません。
    それから、この題名なんですが『魘戯れ』とありますね。
    『うなざれ』と読みます。本来、魘されるとは夢の中で悪夢を見た時に使いますよね。
    「僕は悪夢に魘された」
    しかし、この作品の主人公は本当の意味で魘されていないのです。題名を漢字で『魘戯れ』とすることによって、短いながらも作品にインパクトをつけることを狙ったものなのです。
    それに、『戯れ』は『たわむれ』とも読めますが、一般に『戯れ言』という言葉もあります。僕の場合はあるバンドの歌の歌詞の中に『悪魔の戯れ言』というのがあって、まさにこの物語りに相応しいフレーズだなと思い、そこから『戯れ』だけを取ってきたのです。
    ここまで読んだ方は、あえて本編を読むまでもないと思うかもしれません。でも、もしここまで読んでくれたのなら物語りを読んで欲しいと思います。なぜなら、この作品は作者の実体験が含まれているからです。違うところも多かれ少なかれありますが。
    最後にひとつだけ言わしてもらいます。僕の作品は、ケータイ小説らしくないケータイ小説だと自負してます。さっきは駄文だから自信のないようなことを言っていましたが、つまり実際の小説の文体に近いのではないかと思っているわけです。
    これを磨いていけば、やがて短編や長編も書けるようになり、作品全体の質も上がっていくと信じています。僕は自分の信じた道を進んでいきたいと思っています。この作品を通して読者の方に何か感じてもらえれば有難いと思っています。

    ひろ助 2012/11/14 01:03

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