マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
怒りのオーラをモロ放ってるお父さんが叫ぼうとするも、お母さんに止められて断念。


「ごめんなさいね、十六夜君。連右ったら昔から連香と紀右にベタ甘で、男の子が娘2人にちょっとでも近づこうとすると、不機嫌になっちゃうのよ」


「ハァ……」


「でも気にしなくて大丈夫よ♪さぁ料理は完璧だし、パーティー始めましょう♪」


幹居のお母さんはこう言ってくれたが、オレの心の中は複雑だった。


幹居の話じゃお父さんもオレと同じオレ様系だって聞いてたけど………かなりの親バカなのか。


参った…幹居と両想いになる為の、強力な壁だなこりゃ。
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