マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
極フッツーに盛大にノロケちゃったので、私もお姉ちゃんも大赤面。


「//////う、あ……せ、千梨早く行こう!じゃあね紀右っ!」


お姉ちゃんはどうにか意識を引き戻し、千梨さんと連れ立って学校に出発した。


「あーあ……9月だと言うのに、あの2人の周りはまるで真夏だよ」


少々呆れ気味に、私も中学校に行く為にカバンを取ろうと一旦リビングへUターン。


洗い物を終えたお母さんが、クスクスと笑っていた。


「お姉ちゃんがうらやましいの?紀右。だったらアナタも、彼氏作ればいいじゃない」


ガンッ!!ドカッ!!
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