Little-Noise―リトルノイズ―


「……憤怒っ」
耳元のヘッドフォンからとても気分のいい音楽とは思えない激しいリズムを刻んでいる



全身に音が行き渡ったのを確認して頭で想像する
憤怒に合ったカタチを……



「…ふんっ」
赤美化しい光の中から一つの影が生まれる


「……な、なんだ…??」
醒燐は目を覆う


…………
しだいに光が収まっていき、影の部分が露になっていく



紅い瞳に紅い髪
スラッとしたウエストに細い腕
小柄な体格の……





「「女の子ぉ~っ!!!???」」

人ですよ?ハイ。
しかも女の子ですが?何か問題でも?



「おい、しずるっ!!なぜ妾を今まで呼んでくれなかったのだっ!!!!」




「「しかも、しゃべったーーっ!!!!」」
何で未來たちもいるんだよっ

いつの間に……

お前たちもう一人の敵はどうしたよ…

それにエミは寝てろよ、怪我はいいのかよ…
醒燐、お前敵だろ?なに一緒に驚いてんだよ

「…いいから変身しなさいっ」
突然でてきた女の子はほほを膨らませながら姿、形を赤い刀身の長い刀へと変化する



「…んじゃまぁ行きますかっ」

俺以外の皆さんはこの状況を知りたがっていたが無視無視。





え?
見てる読者にも教えろって?
えー、めんどくさいしまた今度に教えてやるよー。













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