Who am l?


お姉ちゃんが振り返る。


私は安心する。


だが私の安心は――ー…


一瞬きりだった。



「きゃあぁぁぁぁ!?」



聞き慣れない悲鳴とともに、私の背筋に何やら冷たいものが走る。

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