Who am l?

「…!」

口の中に柔らかい、温かいものが入ってくる。

覚えてる。

この感触。

零によくやられたんだっけな。


スカートのチャックに手がかかる。


ジーッという音と共に、チャックが下がり、スカートがゆるまっていく。



私、このまま…



『今夜は一緒に居たい。』
頭の中でループする。


零…
お姉ちゃんの亡くなった理由、彼はそのものだ。


あの時、誘惑に負けて、とことこホテルに着いていった自分が恥ずかしい。


零を、許さない。

私は、零を―…










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