Who am l?

「…すいませんっ!待ちましたか!?」

と息切れ気味に叫ぶ。


彼は私を見ると「全然。大丈夫ですよ。」と笑った。


ダテ眼鏡の奥の悪戯そうな瞳に、思わず胸がキュンとなる。


「…本当ごめんなさい。せっかく誘っていただいたのに…」


馴れない言葉遣い。

変に聞こえてないだろうか。


「いえ。今日も僕の為なんかにそんな可愛い服装をしてきてくれて嬉しい。」


………!

やばい。きっと今の私は物凄い真っ赤になっている。

反射的にそっぽを向いてしまう。


「…あっいや~。どどどんなブランドも私なんかが着たら汚く見えちゃいますね。はは…」


言ってしまってから後悔。
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