幼なじみ
「ちょっと遅いよ〜。今日一緒に帰る約束でしょ。」

真希は、頬を軽く膨らませながら瑠璃に文句を言った。

「ごめんね。ちょっと用事があったからごめん。」

瑠璃は、申し訳ないような顔をしながら真希に謝っていた。

「どうかしたの?」

「えっ?いやそのあの。」

瑠璃は、僕と真希の顔を交互に見ながら困ったような顔をしていた。
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