幼なじみ
「そんな事より、そのコンクールの優勝候補なんだけどな。」

そこまでいうと裕也は一回間を開けた。

「なんと………。」

『なんと?』

「瑠璃ちゃんなんだー!」

『えー!!何であいつがー??』

僕は、思わず大声を出した。そしたら、クラスの人がみんな僕をみてきた。

『すみませんでした……。』

僕は、小声でいうと上げた顔を再び机に付けた。
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