野良猫 lovesong 1
どれくらい走っただろう。
見たこともない道を駆け、
見たこともない建物間をすり抜ける。





「此処はどこ?」

なんて思わなかった。

あたしの最後の脱走劇。


この子供染みた脱走劇はあたしが
"永遠の眠り"につくことで終わりに
なるはずだった。

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