野良猫 lovesong 1
フシャー!!と威嚇するあたしを
男は鼻で笑ってから

「女には間に合ってる。それに
 もっと色気のある女がいい…。」

なんてほざく。
もっと色気のある女がいい…?
悪かったわね!!色気ない女で!!!!

ってか。
…ってかさ?

『なんであたしは裸なの!!?』

「俺が脱がした。」

『はッ!!?』

今、もっと色気のある女が
いいって言ったじゃ…。

「勘違いすんな。てめぇが海水で
 ビチョビチョだったから
 脱がしただけだ。」

チッと舌打ちをしてから
煙草に火を点けた金髪。

『あ、あ、アンタ。
 あの浜辺の…?』

「今、気付いたのかよ?
 アホか……。」

………あたし、こいつ嫌い。
キッと睨み付けると見事に
スルーされた。

やっぱり嫌い。

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