ハニー・トラップ ~甘い恋をもう一度~

「遼さん、返信早すぎっ」

苦笑しながら、再度スマホに手を伸ばす。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

と言うことは、予定ないんだよね?

良かった。

梓に会わせたい人もいるし、
9時に店の近くのカフェで!




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


遼さん、私のメールちゃんと読んだのかしら……。
良かった?
いやいや、何にも良くないし……。
合わせたい人?
いきなりそんなこと言われてもねぇ。
しかも、もう決定事項とばかりに、時間と場所も指定されちゃってるし……。

あり得ないんですけどっ!!

ひとり憤慨していると、また着信音が鳴った。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

そうそう、敬語使用禁止ってことで、
よろしく。

俺たち付き合ってるんだろ?

じゃあ、後で♪




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


…………。
最後に、音符マーク付いちゃってるよ。
もう、怒ってるのもバカバカしくなってきた。
それに敬語使用禁止なんて……。
遼さんのイメージが、少しづつ変わってきてる気がするのは私だけ?
上から目線って言うか、強引っていうか。
でもそんな彼に、胸の高鳴りを覚える私って……。

彼氏になると変わるものなの?
それがたとえ、一ヶ月間だけの期間限定の彼氏だとしても?











< 29 / 312 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop