彼に出会った1年間

「ぐず。」

涙目になって鼻水が出てくる。
泣いたら駄目。

そう言い聞かせても
涙がとまりそうになくて今にも
目からこぼれそうだ。

「お、おい。
大丈夫か?」

しばらくさまよっていると
後ろから灯りと声をかけられ振り返る。

「夏花、大丈夫か。」

声の主は洋平君で、
安心したら一気に涙がこぼれた。

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