復讐の的はだぁれ??

「…里………由香里…由香里!!」


ん…
何か外が煩い…。


私はゆっくり目を開けると目の前には穂乃香達のグループがにやにやしながら立っていた。


ヤバイ。

私の頭に危険信号が鳴る。


けど、それはもう遅くて…。


「ふふっ
こんな所に居たんだね。さっ、今から遊ぼっかー」


「いやっーーーー‼」


そんな私の叫びは屋上に虚しく響いて…。


でも、明日の事があるからか泣かなかった。


穂乃香達には、叩かれたり、殴られたり、何処から持ち出して来たのかバケツいっぱいの水をかけられたりした。


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