どうして?
「ねーよっちゃん!!マネージャー一緒にやろうよ~」
友達の上島美江(よしえ)とは、中学からの仲だ。

「えーどうしよう~あ!!菜々美のクラスにバスケ部のやついるじゃん!!」
よしえはある男の名前を口にした。

「りゅうこう…??そんなやついたっけ?」
高校生になってまだ数日。
菜々美はそんな名前を聞いたことがなかった。

「アドとか知らないの?」
すかさず聞くよしえ。

「だって仲良くないし…」
実際まだ、中学からの友達としか交流はなかった。
女友達は出来ても、男と仲良くしようとは思ってなかった。

「じゃあGR○Eとかにいるかもだし、探してみよっ!!」
そういってよしえはケータイで探し始めた。

「んー…あっいた!!」
そういってケータイに表示されたのは
横田龍光のプロフィールだった。

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