どうして?
「ねぇ、名前なんていうの?」
一人の男がたずねてきた。
どうも先輩らしく、身長のせいもあり
とても怖かったのが第一印象。

「ぁ、菜々美です…」
すごくオドオドしてしまった菜々美。

「ん、ありがと!!」
そう言ってその二人は体育館へ行ってしまった。

「…なんだったの??」
よしえが呆然としている。

「…怖かった。」
なぜか変な汗をかいてしまっていた。

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