ブサもさ男の正体!?
すると、そこにここの総長が来た

銃とナイフを持ちながら


私たちにどんどん近づいてくる


『やめてっ!

二人は関係ないから


二人は関係ないから


お願い


殺さないで


殺すなら私を殺してよ』



もう、声が出ない私は


一生懸命、総長に訴える


でも、総長の目は冷たい目をしている


「竜哉、愛希を連れてここから出ろ」


雄太は竜哉に命令していた


竜哉が反論しようとしたら雄太は


「総長からの命令だ」


竜哉はしかなくうなずいて


私を抱きかかえて窓に走った



総長は私を逃がすまいと


竜哉に銃を向けた


『お願い打たないでっ!』


私の願いは・・・。





届かなかった



『バンッッ』



総長が私たちに銃を撃った


でも、竜哉と私には当たらなかった


雄太が私たちの前に立って


銃に打たれていた


ひざから崩れ落ちる自分の兄の姿を


誰が耐えられるか


さっきまで、声が出ないはずだったのに


「雄太ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


そう叫んでいた


でも、雄太は


血だらけのまま


私たちの方を振り向いて


笑顔で『早く行け、大丈夫だから』


そして、雄太は見えなくなった


竜哉が窓から飛び降りた


私を連れて


窓の下では、仲間が待機していた


でも、みんな血だらけ


私のせいで、どれだけの人がけがをした?


私が関係ない人たちがどれだけのせいで


傷ついた?


全部全部私のせい


そこで私の意識は途絶えた


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